平成28年12月16日に放送されたNHK楽ラクワンポイント介護~認知症~
の情報をまとめておきます。
認知症ワンポイント介護
要介護者が行方不明(徘徊、失踪)してまう場合のポイントを抑えて解説します。
- 要介護者(認知症患者)の行動パターンを把握しておく
- 行方不明(徘徊、失踪)後の対応 警察へ捜索願を出す等他者の力を借りる事
- 顔写真、服装、名前等の行方不明者の特徴を協力者へ提供する
- 精神衛生を保つ為のポイントは誰も責めない
要介護者(認知症患者)の行動パターンを把握しておく
具体的には
・家を出たら右に行く事が多いか?左に行くか事が多いか?
・1分間でどの程度歩くか? 歩くスピードを覚えておく。
行方不明(徘徊、失踪)後の対応 警察へ捜索願を出す等他者の力を借りる事
・道が多い地域では自力で探し出して、10分以上経ったら警察に協力を仰ぐ方が好ましい。
・警察の他にも「認知症高齢者の見守り・SOSネットワーク」等の地域のネットワークを活用する。
・探してくれる協力者を増やすのがポイント!
顔写真、服装、名前等の行方不明者の特徴を協力者へ提供する
・顔写真 これは若い時の写真ではなく今の写真を提供する。
・今日の服装 分からなかったらどんな柄を着てる事が多いか?好きな色、タンスを確認して消去法で服装を推測する
・名前で注意が必要なのは、女性の場合は自分の名前を旧姓認識してしまっている人も居るので今の名字で「◯◯さんですか?」と問いかけても「違います」と返される事もあるので、必ず旧姓情報も提供する。
精神衛生を保つ為のポイントは誰も責めない
・「私が悪かったんだ」、「あの人のせいだ」と自分も他者も誰も責めてはいけない。
責めても何も良いことありません。
以上、12月16日 楽々ワンポイント介護のまとめでした。
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