男の為の簡単ストレスマネージメント【アンチエイジングの天敵「ストレス」対処法】

こんにちは。

1983年生まれアラフォー、メンズ美容アドバイザーの竜馬(りょうま)です。

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本日は、5年後10年後も今と同じ見た目を保つ為のアンチエイジンについてお伝えしますが、人が老いる(老ける)には様々な要因があり、アンチエイジンの方法も様々なアプローチの仕方があります。

 

そんな様々なアプローチ方法の一つである、「ストレス」について詳しく解説していきたいと思います。

 

そもストレスって何だろう?

ストレスとは広義では対象にかかってくる「負荷」となります。

 

分りやすい具体例を挙げますと、経済状況が悪化しても銀行等の金融機関が健全性を保っていられるかを測るテストや、原子力発電所等のシステムがどのくらいの負荷に耐えられるかを試算する事を「ストレステスト」と表現したりします。

 

逆にアンチエイジン観点での狭義では、「心や身体に刺激や負荷がかかり、歪みが発生する」事となります。

この発生する歪みの具体例は、「不眠」「拒食」「イライラ」になります。

 

ストレスと寿命(老化)の関係性

静岡大学薬学部が面白い実験をしています。

 

その内容は、マウスを「群生飼育」「対面飼育」という飼育法に分け、寿命を測定するという実験になり、

・「群生飼育」は生まれて間もない複数のマウスを区切りのない一つのゲージに入れ飼育する飼育方法

・「対面飼育」はゲージ内を仕切りで区切り異なる空間でマウスを飼育し、ある程度成長したらゲージを外して一つの空間で飼育する方法

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結果としては、対面飼育のマウスは群生飼育のマウスの3/4の寿命でした。

 

「群生飼育」は幼い頃から同じ空間で飼育されているので、周りのマウスを「仲間とみなします」が、「対面飼育」のマウスは途中から同じ空間で飼育される為、相手のマウスを「仲間とはみなさない」事が原因となり。

見ず知らずのマウスと飼育される事で、ストレスを感じ寿命が縮まったと考えられます。 

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また、寿命の短縮の他に「大脳の萎縮」やアドレナリン等のホルモンを生成する内臓器官である「副腎」の肥大という症状も見受けられました。

 

この事からストレスと寿命関係性が伺えますし、女性より男性の平均寿命が短いのは、「生涯で受けるストレス量が異なるから」とも言われています。

 

では、我々はどうストレスと向き合い、どんな対策をとっていけばいいのでしょうか?

 

ストレス対策3原則

ストレスの基本的な対策として「防ぐ」「気づく」「解消する」の3つになります。

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ストレスを「防ぐ」

このストレスを「防ぐ」という項目は2つの要素に分かれています

①ストレスの原因を明確化し理解する

②発生させない環境を作る

まずストレスと向き合うには、「ストレスの原因を明確化し理解する」事がファーストステップになり。明確化し理解する事で、下記のようなメリットがあります。

 

<明確化し理解する事のメリット>

・対策を立てやすくなる。
・事象に対して俯瞰して対応しやすくなり、「気づく」に繋げ易くなる。
・予め認識してしまえば達観出来る。

 

では、こんなメリットを享受する為に参考として、我々現代人のストレスの原因の具体例を挙げていきますね。

 

<具体例>

・上司から圧力
・部下とコミュニケーションが上手く取れない
・子供が言う事を聞かない
・恋愛対象である意中の相手と仲が上手く行っていない
・満員電車での通勤・通学
・忘れ物をした事に気づく
・将来に対する不安

 

等々様々な原因がありますが、ストレスの発生原因を大きく括ると、「こんなはずじゃなかった!!」、「なんで部下や後輩は言うことを聞いてくれないんだ」、○○ちゃんから返信がない!!」等々の「あなたの理想と現実のギャップ」が原因になる事が多いです。

こんな考え方もヒントにしながら、はあなたのストレスの原因を考えてみて下さい。

 

そして、ストレスの発生原因が明確化されたら、次はそのストレスを発生させない環境作りをします

 

これにより、ストレスを大きく回避でき、かなり快適な日々を送れ、あなたのアンチエイジングに大きく貢献する事になります。

 

<具体的な「環境作り」>

・上司から圧力がかからないようなパフォーマンスを発揮する

・早起きして満員電車の時間帯は避けて電車に乗る

・持ち物チェックリストを玄関に貼る

・他社、物事、不確定要素期待しない

(達観し、希望的観測を排除する)

等々になりますが、ストレスを発生させない環境を作ってしまえば効果は大きいんですが、その環境をつくるのが大変なんですよね・・・

 

ちなみに、著名な心理学者であるアルフレッド・アドラーはすべての悩みは対人関係の悩みである」と言っているように人間関係にストレスを感じる場面は多々あると思いますが、そう簡単には人間関係の悩みは解決出来ないものです。

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では解決出来ない問題をどう扱ったらいいだ?となりますが、手っ取り早い方法としては人間関係の円滑化を図らずに、「あなたの考え方を変える」という方法になり、参考になる考え方がありますのでご紹介しますね。

 

その考え方は、先程もお伝えした心理学者のアルフレッド・アドラーが提唱した「アドラー心理学」という考え方になり、少し難し話しになりますので、超ザックリお伝えします。

 

この、アドラー心理学の大きなポイントは「自分自身でコントロール出来る事」に注力して、「自分自身でコントロール出来ない事」は気にするな(考えるな)という点です。

 

具体例としては、あなたが「馬に水を飲ませたい」場合、「馬を水辺まで連れて行く」のはあなたの課題となり、水辺について「水を飲む」かどうかは馬の課題という事になります。

 

この場合は、馬が水を飲んでくれなくても、それは馬の課題なので、自分自身ではコントロール出来ない馬の反応に一喜一憂するのではなく、水を飲ませるという目的の為に「新しい水辺に連れて行く」、「バケツで水を口まで持っていく」等のあなたがコントロール出来る事を模索しましょうという考え方です。

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「自分自身でコントロール出来る事」、「自分自身でコントロール出来ない事」をしっかりと線引して分離させる事を、アドラーは「課題の分離」と呼んでいます。

アドラー心理学は為になる内容が多いので、興味があったら「課題の分離」でネット検索して頂いたり、アドラー心理学をまとめた「嫌われる勇気」という書籍がありますので、そちらも一読して頂ければと思います。 

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ストレスのバロメーターを作る

あなたが「現在どのくらいストレスが溜まっているのか」を客観的に理解出来るあなただけのバロメーターを作りましょう

 

そうする事により、早期対処が可能となり、常に低ストレス状態でいられるようになります。

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<バロメーター一例>

・独り言が多くなる
・余裕がなくなり細かい事でイラついてしまう
・手いじり、貧乏ゆすり
・甘い物を食べてしまう
・ご飯を美味しく食べられない
・人に対して攻撃的になる
・寝付きが悪い又は、就寝中に度々目が覚めてしまう

等になります。

 

常に自分自身を観察して、あなただけのバロメーターを作ってみましょう。

 

ストレスの解消法を決めておく

ストレスが溜まった時に行う解消する行動(方法)を予め決めておきましょう

そうする事により、余計な手間を使わずに効率良く解消が可能となります。
また、ルーティンに組み込むのも一つの手段です。

 

<ストレス解消法具体例> 

・愚痴や不満をアウトプットする
・運動をする
・美味しい物を食べる
・趣味(好きな事)を行う
・カラオケに行く
・惰眠を貪る
・深い呼吸(マインドフルネス、瞑想)をする 

 

過去、私は仕事の環境で多大なストレスを感じていた事があり、「ストレスで毎晩お酒を飲み」、「煙草を吸いだし」、「現実と向き合えず、やる気も低迷し朝もギリギリまで起床出来ない」、どうしようもなくなって、「カウンセリングを受け」、「心療内科にも通院する」というかなり悲惨な時期がありました。

 

常に精神が蝕まれていたこの時期に、私が行っていた効果的な気持ちを落ちかせる方法は「深い呼吸(深呼吸)」をするという方法でした。

 

私が行っていた具体的な深呼吸の仕方は

①鼻から4秒間息を吸う

②呼吸を4秒間止める

③8秒間口から息を吐く

この時に肺の中の空気を全て吐ききってしまうように努める

というものでした。

 

上記①~③を繰り返しているうちに、身体の緊張はほぐれ、心のモヤモヤや辛さは間違いなく軽減されました。

ストレス過多の時でなくともリラックス効果はありますので、騙されたと思って是非一度試してみた頂ければと思います。

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ちなみに、深呼吸は「マインドフルネス」「瞑想」という、心身を落ち着かせる行為でも行われており、ストレスを解消したり、精神状態を健全な状態に保つ為効果があると言われており、瞑想は野球選手のイチローやスティーブジョブスもルーティンとして取り入れていますので、興味がある方は「マインドフルネス」や「瞑想」でググってみて下さい。

※「マインドフルネス」や「瞑想」の行為中は寝落ちしちゃいけないみたいなんですが、私はいつも落ちてました笑

 

それでは、今回のまとめです。

まとめ

・ストレスは老化や短命の原因になりえる

・ストレス対策を大きく「防ぐ」「気づく」「解消する」の3つの対策がある

・ストレスを「防ぐ」には

①ストレスの原因を明確化し理解する

②発生させない環境を作る

という2つの事がポイント。

・「理想と現実のギャップ」がストレスの原因になる

・「自分でコントロール出来ない事」には感情を動かされないようにしましょう

・あなたりのストレスのバロメーターを作りましょう

・ストレスの解消の仕方を決めておきましょう

・深呼吸(マインドフルネス、瞑想)はストレス解消に効果的

 

最後までお読み頂きありがとう御座います。

 

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